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パンチパーマ 生みの親 永沼重己さん 死去

パンチパーマ×細眉×ジャンパー×スラックス×ペタンコ靴
はい、ビーバップハイスクールに出てくるチンピラですw
・・・と今は笑って話せますが、私の思春期はモロヤンキー全盛期につき、リアルにそんな高校生の先輩だらけでしたorz

そんな恐ろしいヘアススタイルの「パンチパーマ」ですが、実はこれ、北九州の小倉にある、とある床屋さんが考案したものだったんです。
小倉北区紺屋町にある「ヘアサロン永沼」の、永沼重己さんがその人。

しかしそんなパンチの神ともいえる永沼さんが、今月の3日に亡くなられていたことが分かりました。

もともとアイロンパーマ(略してアイパー)はありましたが、まずはアイロンを改良してパーマのかかりを強力にし、さらに黒人のヘアスタイルをヒントにし、試行錯誤の末にあみ出された新しいヘアスタイルでした。
このヘアスタイルは当時、「画期的!」と一瞬で全国に広がり、大人気となったんですね。

ちなみに楽天市場で「パンチパーマ」で検索すると・・・

おいwww

さてこのパンチパーマ、永沼さんの開発当時は、「チャンピオンプレス」という名前だったそうです。
「これ以上無いヘアスタイル!」という意味を込めて、永沼さんが命名したんですって。
でも全国に広がるうちに、なぜか「パンチパーマ」と呼ばれるようになってしまったという裏話がありましたw

主にスポーツ選手や若者に人気があったのですが、ズバリ人気の秘密は?
「男性的な強さがあるヘアスタイルだからでしょう」
とは当時の永沼さんの弁。納得。

そんな永沼さんですが、2008年に大病を患いながらも、翌2009年には復帰し、亡くなる2日前の4月1日まではなんとお店に立たれていました。
仕事が大好きで、最後まではさみを握り、眠るように亡くなられていたそうですよ。
天国は少しだけゆっくりしていただきたいですね。
どうぞ安らかに。

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